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第1集の歌詞集

第1集の歌詞集
これらの歌は「街」シリーズとして作曲した。したがって、歌詞のなかに街というキーワードが入っている。これは第2集まで続いている。

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  • ふるさとの友へ  Megpoid

     

    遠い空の遥か彼方 故郷へ続く 
    風に吹かれ 私の心 旅する鳥に似て 
    ふるさと遠く 懐かしい日々を幾年季節が過ぎゆく
    友の便りは故郷の香り 甘く苦い想い出 
    街の灯りが消えてゆく朝に
    夜露にぬれた私は 何を思うのでしょう 

    想い出遥か 戻らない季節
    友のことを想い 帰ると誓う
    悲しみに耐えながら いつかの夢を
    想い出して涙がこぼれてきます
    小川の水ぬるむ春に ふきのとうが芽吹く  

    空の向こうには 過ぎ去った日々が 
    あのころの少年が微笑む 
    友と遊んだ小川のほとり 
    今も変わらず流れているのでしょう
    あの日踊った夏祭りの夜 今は誰もいない 

    想い出遠く 帰らない季節
    友のことを思い 戻ると誓う
    季節を追いかけながら あの日の夢を
    想い出して誰かが教えてほしい 
    元気でいればと願うことばかり 
    いついつまでもそばに いてほしいから

  • 旅立ちのとき  初音Miku


    春の陽がめぐるころ
    ぼくらは旅立ちの季節
    想い出を胸に秘めて 
    明日は別れていくんだね
    校庭の片隅のポプラは風に耐え
    僕らを見つめていたよ
    忘れられないあの日のこと
    耐えてきたんだ何かに怖れて
    友をいたわる心たえず 
    いつか会えるとき
    喜びもまた悲しみの後にやってくる
    誰もわからない
    街の灯が消えてゆくとき 

    季節は巡り巡る想い出の花季節
    夜明けまで語りあかせば 
    懐かしさは絶え間なく
    故郷の想い出は時雨色の香りする

    風の便りがまた届くいつも私の声がする
    生きてきたんだ 
    何かに立ち向かい
    力の限り尽くしてきた
    それは希望よ
    悲しみもまた喜びの後にやってくる 
    誰もわからない
    ときがたそがれに灯がともる 

    生きてきたんだ 
    何かに立ち向かい
    力の限り尽くしてきた
    それは希望よ
    喜びはまた悲しみの後にやってくる 
    誰もわからない 
    たそがれに灯がともる
    旅立つあの日に

  • 遠き夢  Gackpoid


    卒業式は遙かな想い出 
    みんなで踊った 
    あの日懐かしい 
    あああ 夢のよう
    この街に住みなれ
    君は今 
    どこにいるの

    夢を抱いて  

    ふるさと遠く涙こらえて
    都会にまぎれて
    希望むなしく 
    あああ 生きている
    君の面影を 
    追いかけて 
    走り続けて 
    いつか帰る  

    あああ 想い出の
    街の便りに 
    遠くなる 
    ふる里 
    夢破れて 
    あああ いつの日か 
    ふる里をめざして 
    帰るとき 
    心は 
    いつか会える

  • 愛の歌を  巡音Luka


    心あるまま あなたのことを思い 
    街外れの 古ぼけたカフェ 
    思い思いの ドレス着て 
    歌うは私 愛の歌だけを 
    ある日のこと 思いがけなく 
    私の前に あなたが現れ 
    心ときめき歌う私 
    恋のとりこ 目の前 何も見えない
    飾り気のない私 誰もが気にもせず 
    あなただけのために愛を歌う 

    今日もまた 私は歌う 
    客もいない 昼下がりのカフェ 
    あの人が来ると信じて 
    いつものドレス着て 歌う恋心 
    あの人と 会えない日は
    歌もそぞろで 取りとめもない 
    心迷い 二度と会わぬと 
    誓ってみるが 愛の歌を歌う 
    飾り気のない私 誰もが気にもせず
    雨上がりの道を 一人歩く 
    涙ぐむ私に あなたが声をかける 
    二人で行く人生 愛の歌を

  • いつかの街で  初音Miku


    風薫る季節には思い出すのです
    あの日の街角で語った十五の思い出
    春になればお別れの日 
    それぞれの道を行く 
    心ゆくまで語って時は過ぎてゆく
    いつかの街で
    会えると信じ 
    語り明かそう
    いつかの街で 
    想い出遥か 
    街は夕日で 
    紅く色づいて 
    時が止まった街 
    変わらない 
    いつまでも 

    秋風の季節には思い出すのです 
    遠い街のあなたを探し続けているのです
    季節は巡って 
    今は冬まっさかり
    銀色の道歩いて 
    想い出は遠く
    いつかの街で 
    会えると信じ 
    語り明かそう
    いつかの街で 
    想い出遥か 
    街は雪色 
    白く色づき 
    君待つ街の温かさ 
    変わらない 
    いつまでも 

    風薫る季節には思い出すのです 
    あの日の街角で語った十五の思い出
    春になればお別れの日それぞれの道を行く 
    心ゆくまで語って語った十五の想い出
    ああ語った十五の春

  • ポプラ物語  キヨテル


    校庭の片隅の ポプラは天高く 
    僕らを見つめてる あのころ 
    想い出せばなぜか 涙が流れてくる 
    大きく成長したんだ 
    ポプラは何も 言わないけれど 
    冬の寒さに 耐えてきた 
    ポプラは風に 吹かれながら強く
    僕らをやさしく 包んだ 
    あの日僕らは ポプラの木の周りに集まり
    手をつなぎ ポプラの周りを回りながら
    懐かしい日々を思った 

    学校が移転する そのために
    ポプラは風のように 切り倒されてしまったあの日を
    風がざわめく 何も知らず 
    ただ、悲しみが来るだけさ
    友よ忘れないよ いついつまでも 
    あの日にみな別れてゆく 
    僕らは中学生 校庭の片隅に植えた 
    プラの木がひとつ 寂しげに残り 
    風が吹けば ざわめきながら揺れる 
    日が暮れるころにはひとり 

    僕らのために ポプラは今も 
    寂しさに耐えている

  • 光の街  巡音Luka  


    雨上がりの道を歩いてみれば 
    夕日が目にしみる 
    あかね色に光る街 
    想い出を抱きしめて私は歩く 
    風が心を慰め 
    あなたを想う 
    君と出会った古い喫茶店 
    今はもうないけれど 
    壁に刻んだメモリーは 
    時が過ぎても忘れない 
    あなたどこへ 
    鳥のように 
    光のように 
    自由だよ 
    この街はいつでも 
    私にすばらしい愛をくれる 
    この街のどこかで
    今も私を見ている 

    あさひ陽に輝く丘に登ってみれば 
    遠く近くに見える 
    白く光る街 
    君と出会った古い映画館 
    今はもうないけれど 
    そのとき見た愛の物語 
    いつかどこかでみたいな 
    あなたどこへ 
    鳥のように 
    光のように 
    自由だよ 
    この街に住んで 
    あなたと暮らした日々を再び
    この街のどこかで 
    今も私は思う 
    この街に生きて 
    あなたを捜した日々を再び 
    この街のどこかで 
    今もあなたを想う